メルカッツ上級大将(ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ)とは?
3月31日生まれ
ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ(Wilibard Joachim von Merkatz)は、田中芳樹のSF小説(スペース・オペラ)『銀河英雄伝説』の登場人物。自由惑星同盟側の主要人物(物語序盤は銀河帝国に属する)。 本伝第2巻当時59歳。物語序盤は帝国軍の宿将で、後に同盟に亡命し、ヤン艦隊の客将として活躍する。貴族出身ながら物事を俯瞰してみる公明正大で実直な人物であり、軍事面ではロイエンタールから俺に勝てる数少ない将帥の一人と評されるなど、ゴールデンバウム朝では最終的に上級大将にまで出世した。リップシュタット戦役において脅迫される形で実戦総司令官に担ぎ上げられ、敗戦後は同盟に亡命してヤン艦隊の客員提督(ゲスト・アドミラル)になる。元敵の提督という出自ながら、その人柄から「ヤン艦隊唯一の紳士」と評されて厚く信頼され、ヤン亡き後も、物語最後の戦いとなるシヴァ星域の会戦で戦死するまで同盟側の主要人物として活躍する。
wikiより抜粋
メルカッツ上級大将(ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ)の格言や名言まとめ
- 軍人とは、政治の道具にすぎない。しかし、その道具にも誇りがある。
- 私は、帝国に忠誠を誓った。しかし、それが貴族どものために戦うことを意味するとは思わなかった。
- 正しき者が滅びるのならば、それは歴史の流れなのかもしれん。
- 軍人が為すべきことは、命じられた戦を遂行すること。しかし、それが本当に正しいかを考えるのは、人間としての義務だ。
- もしも我々が正義の軍であったならば、こんなにも戦うことに疑念を持たなかっただろう。
- 歴史は勝者によって作られる。ならば私は、敗者として何を残すべきなのか。
- 戦争の勝敗は兵力だけでは決まらない。指揮官の知恵と、兵の士気こそが鍵となるのだ。
- たとえ戦に勝とうとも、国が滅びれば何の意味もない。
- 軍人とは、無力なものだな。いかに優れた軍を指揮しようとも、無能な指導者のもとではどうにもならない。
- 私は老兵にすぎない。しかし、最後まで自分の信じる戦をしよう。